CHARFILM

Steeper and Deeper

森と珊瑚と鯨

2〜3日前に笠利湾で座頭鯨が2匹確認されたらしい、、

このニュースを聞くと、冬本番が始まった気がする、、寒くなるのになんだか心は豊か気分、

季節の移り変わりが好きだ。。。

夏の終り、、、

奄美大島にいると一日の時間の流れはゆっくりとしているのに、

季節とか一年の時間の流れはとても早く感じます。

楽しく忙しかった夏の季節がさり、、、

冬のザトウクジラの季節がやって来る。。。。

Typhoon swell T-16

台風16号からのうねりはここ奄美大島にグラウンドスウェルとなって到達し

サーファーたちを喜ばせた。。。年に1,2回しか立たないような素晴らしい波に我々は感動した。

自然の恵みに感謝!!!

respect mother ocean!!!

next level

いつもドキドキする水中撮影、サーフィンと同じで自分に問いかける

いけるか、いけないか、自分に無理をせず、少しの勇気と奇跡が自分を次のレベルに上げてくれる。。。

日々挑戦、精進してまいります。。。

water housing

20数年ぶりに水中ハウジングを手に入れました。

広角レンズにこのドームポートで奄美大島の美しいサンゴや

自分のヨットを撮影するのが楽しみ、、、

今更購入するかしまいか迷ったが、、

自分が撮影したいものを求めるとこうなった、、、

やはり海が好き!

 

雨上がり

台風6号からの風、雨は自然の恵み、

要らない枝や木々は倒され、必要なものだけ残っていく、、、

大地は新しい水で満たされ、、、大きな時間の流れで循環していく。。

不思議にヨットにいると自然のサイクルが感じられる。。。

amagi

陽が沈んだ後の空の色が好きだ、

刻々と変わる空の色は、呼び名もない色があるはずだ。。。

そんなことを考えていると、宵の明星が輝きはじめた。

ふと海面を見ると星が反射し、そのまた下に夜行虫が輝いていた。

なんて平和な日々だろう。。

 

旅の途中

ヨット天城での旅の途中、、、

紀伊半島の九鬼の水軍達のことを想像しながら、深い緑の木々が生息する半島の中の奥、昔彼らが船を隠した場所か、、、まだ海は続くのかと思うほどの半島の奥に寄港した。

その途端、待っていたかのように山側の西空が夕焼けた。。もうこれ以上ないくらい真っ赤に空が焼けるのを見た。

天城のことを祝ってくれているようであった。。。

四国の沖では黒潮が藍色より深い色で流れていた、限りなく透明で深く青い藍色、、美しい日本の色である。。。

遠くからイルカたちがやってくるのが見えた、、、天城と並走して、はねたり、飛んだり、、遊んでいた、、

ヨットの下に潜り込み、前に行ったり後ろに行ったり、ヨットの引き波に乗り、、、時間と疲れを忘れさせてくれた。。

僕たちを歓迎してくているかのようだった。。

夜に一番気をつけなければならないのは、他の船との衝突と、船からの海上転落だ、、、

最大限の感覚を使いながら、闇の中を大きなタンカーを見張りすすんでいく、、

気がつくと天城の周りが不思議な色で明るかった、夜光虫である、

天城のひき波の衝撃に反応して夜光虫が光る、神秘的な海の色がずっと続いた。

夜明け前霧がかった九州が見えてきた、そしてまた別のイルカたちが並走して出迎えてくれた。。

イルカたちの楽しさと、夜光虫の神秘さと、三日月の優しさと、太陽の暖かさに、、、心動かされた。。。

この先三日間は天候が荒れるかもしれない、、、、

三日三晩回航し疲労が溜まった僕たちは、必然的に屋久島で休むことになった。。。

自分たちより年上の木々にあい、島を流れる水の循環を思いながら、滝や温泉に入り、

島の悠久の自然と時間を感じた。。。そして山の神々の使い、鹿と猿に挨拶をした。

三日後、僕たちはまた天城に乗り込み南に進路を向けた。

激しく雨の降る中を左手に屋久島を見ながら我々はできる限り南西の方に進路を向けた、

なぜならこの屋久島の南のトカラ列島のあたりは黒潮が東シナ海から太平洋に東に勢いよく流れているからだ、、

徐々に潮の流れが早くなり。波が荒々しくなっていった、、

右側に諏訪之瀬島がみえてきた、、、よく見ると空には噴煙が、、火山が噴火していた。。。

雄大な自然を感じる景色であった。。。

あたりは暗くなり、、、僕達は真正面に力強いサソリ座を見ながら、航海を続けていた、、、

まるで夢のような世界を走り続け、、、頭ではなにか考えているようだが言葉が浮かばなかった、、、

気づくと闇から開けていく空の色を楽しんでいた。。。

遠くに奄美大島が見えた。。。。この嬉しさは忘れられない。。。。。

そして一番大事な人にあいたいと思った。。。

無事に航海を終えれて、、、天城、、携わってくれた皆様、、ありがとうございます。。。

また思い出せる言葉で綴っていこうと思います。。。。

伊勢志摩から奄美大島まで

予定では6月5日に伊勢志摩を出港して、天気をうかがいながら、、

一週間ほどで、奄美大島まで回航するつもりだ。。。

想定できるあらゆる出来事に対応できる装備品をつみこみ、南西方向に舵をきる。。。

風の時代に幸運の風が、僕たちを奄美大島まで運んでくれるだろう。。。

この旅にはいくつもの思いがけない幸運が訪れてくれた、

その最初にして最大のものは、僕の人生最初のヨットが、

1967年に渡辺修治さん設計された木造船 天城 だったことである。

まさに先人の知恵を味方につけることができた気がする。。。

あとは幸運を祈るのみ!!!

よろしくおねがいします。。。

surf photographer

ノースショアの中でも世界中のサーファーを虜にしてやまないパイプライン、陽が傾くと現れるこのグリーンルームを撮影したく駆け出しカメラマンの僕は、当時ニコンが出していたニコノスと言う水陸両用フィルムカメラ35mmf2.8を片手に一意専心に波をくぐり沖まで泳ぎ撮影した。ピントを合わし大事にシャッターを押す36枚撮りのフィルムはなかなか終わりきらなかった。陽が沈む寸前に押せた最後の一枚、今でもこの瞬間を僕は覚えている。。。

月桃

奄美大島は梅雨の時期になると月桃の花がたくさん咲いてます。

道を歩くと香るこの匂い、、、

季節を感じる植物

photostory

カリブ海の真ん中に、シルバーバンクと呼ばれる珊瑚でできた海底が浅い地域がある。

そこは冬の間イルカや、クジラが繁殖と子育てのために生息している、美しく夢のような場所だ。

僕は国連の海洋調査隊と座礁した日本の貨物船の下を潜る機会があった。

暑くて飛び込んだ海の中は色とりどりの珊瑚と、クジラが優雅に泳いでいた。

今でもこのクジラの唄声をおぼえている。。ドミニカ共和国

aloha

世界中のサーファーが冬になると、まるで巡礼のように訪れるノースショアその中でもパイプラインは聖なる場所だ。夕方になるとパイプラインに現れるグリーンルーム、それは太陽の陽が波に透けて見える黄金で緑色の空間。ローカルレジェンドサーファー達が魅せた至福の時^_^
お互いをリスペクトし信じ合っているからこそできるライディング^_^
Derek & Liam

R.I.P.Derek Ho

天城

歴史ある名艇 天城

そこにあるだけで美しい!!!

渡辺修治さん設計1967年生まれのヨット、

リストアされて2011年に生まれ変わった天城。。。

船に住んで旅がしたい、そんな夢が一歩ずつ。。。