CHARFILM

Steeper and Deeper

森と珊瑚と鯨

夏にシベリアで過ごした座頭鯨たちは冬に繁殖と子育てのためにここ奄美大島にやってくる。その間は食料を摂取しないらしい、、、母親の乳を吸って丸々太った子鯨は僕に興味を持ち近づいてきた、、子鯨は僕にお前は本当に大丈夫なのかと言っているようであった。。。そして空気を吸ったらすぐに真下にいる母親のところに戻っていった。。。

こんな豊かな海が何世代も先の子供達に残りますように!!!

PIPELINE

日本に大雪を降らせた低気圧は北東に移動しアルーシャン列島付近で発達し莫大なエネルギーを波といううねりに変え約一週間後ハワイノースショアに到達する。。。

世界中からサーファーが魅了されて集まるパイプラインの波は世界で一番美しく危険な波だ。。水中撮影に明け暮れていたあの頃を思い出す。。

初心を忘れずに!!

今現在Vans Pipe Masters が行われている。。。。

Sailing Surf Trip

夢の一つヨットでセーリングトリップしながら波をサーチしサーフィンする。。

そんな究極の旅に出たいと思っている。。

なぜか根拠もなく絶対やると昔から思っていた。

そう来年は南西諸島、次は小笠原諸島、、、夢は尽きない。。

人生と言う大海原に、運命という風に乗り、自由に旅をしたい。。

Pray for Peace

 

 

西高東低の気圧配置になるとシベリア方面から座頭鯨たちが繁殖、子育ての為に

南下してくる。はるか昔から続く自然の営みが当たり前のように季節と共に流れていく、、

海の中には国境も人種もない、あるのは多様性と平和だけ。。。

iichiko

ビートルズを撮影した数少ない日本人写真家 浅井慎平さんと奄美大島をかけずり回り

出来あがったポスター 巨匠の切り取る画角、人柄に魅了されました。。。

自分もこんな写真家になりたいと思いました。。。

WSL Jr 徳之島

徳之島で初めてWSL Jr サーフィン世界大会が開かれました。

オフィシャルカメラマンとして参加、ローカルの温かい愛と、台風からの力のある波が押し寄せ天気も良く素晴らしい世界大会となりました。。。

久々の大会取材、たくさんの人との出会い、、楽しく撮影できました。。。

ありがとうございます。。感謝!!!

patagonia映画撮影

USA patagonia映画撮影チームと仕事させていただきました。

毎日刺激的で自分のレベルアップにもなり楽しい撮影期間でした。。

この映画はpatagoniaアンバサダー碇山勇生くんを中心に

奄美大島の環境につての映画で来年5月ごろ見れる予定です。。。

お楽しみに!!!!!

 

今年は台風年

インターネット天気予報を見ると、

太平洋のはるか沖から台風が5月26日にかけて日本近海にやって来そうだ。。。

日本には直撃せず、波だけ届けてくれる、、、

こんな最高な台風は嬉しい。。。

今年はどんな台風物語を届けてくれるのだろうか。。。

PIPELINE2008

毎年この時期になると通っていたノースショアの波が気になる。

とくにPIPELINEは世界一美しく危険な波でフォトジェニックだ。

30代の頃、ただがむしゃらにいい写真が撮りたくて、水中を泳いだのを覚えている、、

film36枚は大事に撮影しすぎてなかなか終わらなかった。。www

そこがあるから今の自分はいるんだと思う、、

何でもいいから夢中になれるもの、、、

そこを大切に、、、

Gerry Lopez

日本では、仙台、東京、大阪、福岡と映画のプロモーションハードスケジュールをこなして

ここ奄美大島にやってきたジェリーさん。

ここはハワイに似ている、、懐かしい景色だと喜んでいた。。

そして忙しい時間から魂が開放されたのかに絶えず笑顔だった。。。

奄美大島ではジェリーさんが呼び寄せたのごとく奇跡的に台風のうねりが入り始めた。

海の上でも力むことなく波に乗り、

波と踊りながら、今この瞬間を楽しむジェリーさんは神々しかった。。

悠久の時間と現在、、ただ今、目の前にあることを純粋に楽しんでいる。

サーファーは受け取った波のエネルギーを生きること全てにつなげていく。

そしてすべては陰と陽でつながっている。

11月15日発売の coyote にown inner Voice ジェリーロペス二つの道に特集されてます。是非!!

 

AGORA

JAL ファーストクラス機内誌、JALカード会員誌AGORAに

奄美大島の「島の心を継ぐ唄」撮影担当しました。

島の心が伝わればと思います。

ぜひJAL搭乗した際には見てください!!!

 

季節の変わり目

季節の変わり目は、なんだかうれしい、、夏が去ってしまうのはさみしいが。。

秋の匂い、渡り鳥の声、虫達の音、朝夕の涼しい風、、、季節は永遠にめぐり巡っている。

そんなことをちゃんと肌で感じ、心で整理できる、、、

大切なこと。

My HERO

2003年まだ駆け出しカメランだった僕はハワイノースショアサンセットビーチで、600mmのレンズに2倍のテレコンバーターをセットしマニュアルホーカスで絞って撮影していた。サンセットビーチの一番奥からテイクオフした黄色のサーフボードのサーファー、スタイリッシュにボトムターンすると、インサイドボールの波に包まれていった。。。ピントを追いかけるのが難しくやっとインサイドボールでピントがあった、、、よく見るとmy hero トムカレンだった。。。。必然的偶然!!!film36枚の内最高の一枚!!!

TOKYO 2020 OLYMPIC

微力ですが、河瀬直美監督の映画TOKYO2020 OLYMPIC映画制作に参加させていただきました。

コロナが世界中を襲った中、開かれたオリンピク

事実と真実 莫大な撮影時間の中から制作されたsideAとsideB

アスリートと非アスリート、組織と個人、異なる視点が描き出す

2つのドキュメンタリーぜひみてください。。。

日本 東京 2020 オリンピック!!!

CONTAX T3

2001年に購入し愛用してきたCONTAX T3 を手放すことに、、、

理由はデジタルカメラの便利さでここ3年間ほど使用していない、、

FILMカメラはHASSELBLAD 501CMとPENTAX67の中判フイルム用があるので充分

35mmフイルムは使用しないと決めた。

ただやはりこのコンパクトでCarl Zeies35mmのついたフィルムカメラT3を手放すのは惜しい気がした、、、

でも誰かT3をもっと使用してくれる人のところに行った方がいいと思った。。。

寂しいが誰かにまた使用して貰って巡り巡っていく大切なもの。

このT3で世界中を旅したのを思い出す。

代表作は真木蔵人編集長クォーターという伝説の雑誌の表紙だ、、、

いきなりCAの床屋で撮影した写真、、、

今でもその瞬間、気配、、、を思い出す。。。

さらばじゃ俺のT3

no war

海の中には人間が決めた国境も境界線もない、あるのは美しい海の広がりと優雅で平和な時間だけ。。。

子供たちが泣く姿は見たくない、世界に平和を願ってます。。。

no war

peace!!!!!

no war

陸では戦争が行われているこの瞬間、海の中ではザトウクジラが優雅に泳いでいるもう一つの時間、、、海の中には国境はない。。。どちらが本当の世界で、どちらが希望する世界なのか。。。

国境は人間が決めたもの。。。

子供たちが泣くことにない未来を、、no war. peace!!!!!!!!

Typhoon swell T-16

台風16号からのうねりはここ奄美大島にグラウンドスウェルとなって到達し

サーファーたちを喜ばせた。。。年に1,2回しか立たないような素晴らしい波に我々は感動した。

自然の恵みに感謝!!!

respect mother ocean!!!

旅の途中

ヨット天城での旅の途中、、、

紀伊半島の九鬼の水軍達のことを想像しながら、深い緑の木々が生息する半島の中の奥、昔彼らが船を隠した場所か、、、まだ海は続くのかと思うほどの半島の奥に寄港した。

その途端、待っていたかのように山側の西空が夕焼けた。。もうこれ以上ないくらい真っ赤に空が焼けるのを見た。

天城のことを祝ってくれているようであった。。。

四国の沖では黒潮が藍色より深い色で流れていた、限りなく透明で深く青い藍色、、美しい日本の色である。。。

遠くからイルカたちがやってくるのが見えた、、、天城と並走して、はねたり、飛んだり、、遊んでいた、、

ヨットの下に潜り込み、前に行ったり後ろに行ったり、ヨットの引き波に乗り、、、時間と疲れを忘れさせてくれた。。

僕たちを歓迎してくているかのようだった。。

夜に一番気をつけなければならないのは、他の船との衝突と、船からの海上転落だ、、、

最大限の感覚を使いながら、闇の中を大きなタンカーを見張りすすんでいく、、

気がつくと天城の周りが不思議な色で明るかった、夜光虫である、

天城のひき波の衝撃に反応して夜光虫が光る、神秘的な海の色がずっと続いた。

夜明け前霧がかった九州が見えてきた、そしてまた別のイルカたちが並走して出迎えてくれた。。

イルカたちの楽しさと、夜光虫の神秘さと、三日月の優しさと、太陽の暖かさに、、、心動かされた。。。

この先三日間は天候が荒れるかもしれない、、、、

三日三晩回航し疲労が溜まった僕たちは、必然的に屋久島で休むことになった。。。

自分たちより年上の木々にあい、島を流れる水の循環を思いながら、滝や温泉に入り、

島の悠久の自然と時間を感じた。。。そして山の神々の使い、鹿と猿に挨拶をした。

三日後、僕たちはまた天城に乗り込み南に進路を向けた。

激しく雨の降る中を左手に屋久島を見ながら我々はできる限り南西の方に進路を向けた、

なぜならこの屋久島の南のトカラ列島のあたりは黒潮が東シナ海から太平洋に東に勢いよく流れているからだ、、

徐々に潮の流れが早くなり。波が荒々しくなっていった、、

右側に諏訪之瀬島がみえてきた、、、よく見ると空には噴煙が、、火山が噴火していた。。。

雄大な自然を感じる景色であった。。。

あたりは暗くなり、、、僕達は真正面に力強いサソリ座を見ながら、航海を続けていた、、、

まるで夢のような世界を走り続け、、、頭ではなにか考えているようだが言葉が浮かばなかった、、、

気づくと闇から開けていく空の色を楽しんでいた。。。

遠くに奄美大島が見えた。。。。この嬉しさは忘れられない。。。。。

そして一番大事な人にあいたいと思った。。。

無事に航海を終えれて、、、天城、、携わってくれた皆様、、ありがとうございます。。。

また思い出せる言葉で綴っていこうと思います。。。。