入道雲にのって 夏休みはいってしまった

サヨナラのかわりに 素晴らしい夕立をふりまいて

けさ空はまっさお 木々の葉一枚一枚が

あたらしい光とあいさつをかわしている

だがキミ 夏休みよ

もう一度 もどってこないかな 忘れものをとりにさ

迷子のセミ さみしそうな麦わら帽子

それから ぼくの耳に くっついて離れない波の音

by 高田 敏子

小学校4年生の国語の教科書にのっていた詩!!!